3これからのかたち
(インタビュアー:「TEINEI」製作委員会)
フードグラフィック研究会では浜先生をはじめ、
一流の先生をお招きして、ワークショップを含む講義をしていただきます。
第一線で活躍されている先生方の実際の声を聞いて、
分からないことはその場で聞けば教えていただける非常に贅沢な時間です。
HiRASAWAでは「フードグラフィック」という言葉で
括られているけれど、自身が日々過ごしていく中で、
どうすれば豊かに生きていけるか。
それを食べ物になぞらえて欲しいと思います。
価値を見出して欲しいですね。
一流の先生をお招きして、ワークショップを含む講義をしていただきます。
第一線で活躍されている先生方の実際の声を聞いて、
分からないことはその場で聞けば教えていただける非常に贅沢な時間です。
HiRASAWAでは「フードグラフィック」という言葉で
括られているけれど、自身が日々過ごしていく中で、
どうすれば豊かに生きていけるか。
それを食べ物になぞらえて欲しいと思います。
価値を見出して欲しいですね。
浜裕子先生
(以下敬称略)
(以下敬称略)
日々豊かに生きていくということは重要なことですね。
HiRASAWAさんのようなクリエイター集団の会社には響く言葉ですね。
HiRASAWAさんのようなクリエイター集団の会社には響く言葉ですね。
継続して仕事を続けて行く中で、
その価値を伝えることが大事だなと思っています。
ところで、浜先生はふとした時に後継者をどうしようとか
お考えになられたりするのでしょうか。
その価値を伝えることが大事だなと思っています。
ところで、浜先生はふとした時に後継者をどうしようとか
お考えになられたりするのでしょうか。
浜
早く誰かに引継ぎを。とも思うのですが、
私自身、現場が好きすぎて!
前はお店と事務所の運営とでスタッフを抱えていたのですが、
今は量より質が求められています。
すべての仕事に私が関わり、プロジェクトチームでまわしていく
というスタイルをとっています。でも20年後で考えると、
そろそろ考えていく時期かとは思いますね。
私自身、現場が好きすぎて!
前はお店と事務所の運営とでスタッフを抱えていたのですが、
今は量より質が求められています。
すべての仕事に私が関わり、プロジェクトチームでまわしていく
というスタイルをとっています。でも20年後で考えると、
そろそろ考えていく時期かとは思いますね。
お花とテーブルコーディネートの2つのエッセンスを持っていないと
浜先生の後継者は難しいですよね。
浜先生の後継者は難しいですよね。
浜
私のいる業界でも若い方たちが活発に仕事してらっしゃるので、
後輩たちが育ってきてはいます。
私の役目は、若い方たちのチームを向上して、
まだテーブルコーディネーターという職業を知らない人達にも周知させ、
社会貢献ができるようなポジションを作っていけたらいいなと思っています。
後輩たちが育ってきてはいます。
私の役目は、若い方たちのチームを向上して、
まだテーブルコーディネーターという職業を知らない人達にも周知させ、
社会貢献ができるようなポジションを作っていけたらいいなと思っています。
では、業界の未来は明るい?
浜
おかげ様で私はお仕事のご依頼をたくさんいただいておりますが、
テーブルコーディネートやお花は、「プラスアルファーの世界」
と感じている方もまだ多いので、社会的地位向上を啓蒙していきたいと思います。
テーブルコーディネーターには、定年がありませんから
私の先輩の大先生たちもたくさん現役でご活躍されています。
しかし業界を活性化するためには、もっと今の若い感性で活躍の場があっても
いいと思いますし、活躍していただきたいです。
私も常に進化、成長を目指していますから。
もしかしたら10年後は私、違う形(スタイル)の仕事をしているかもしれませんよ。
テーブルコーディネートやお花は、「プラスアルファーの世界」
と感じている方もまだ多いので、社会的地位向上を啓蒙していきたいと思います。
テーブルコーディネーターには、定年がありませんから
私の先輩の大先生たちもたくさん現役でご活躍されています。
しかし業界を活性化するためには、もっと今の若い感性で活躍の場があっても
いいと思いますし、活躍していただきたいです。
私も常に進化、成長を目指していますから。
もしかしたら10年後は私、違う形(スタイル)の仕事をしているかもしれませんよ。
えー!それは驚きです!
浜
10年後はどんな社会になっているのか。私にも予測がつきません。
HiRASAWAの母体は印刷会社です。
近い将来、ほとんどの仕事はAIに変わると言われます。
今は職人さんたちの知識や経験で組版が行われていますが、
機械化の波は避けられません。
ですが、スタイリング業界はなかなか変わることは難しいと思います。
その時の相手の気持ちと言うか、その人の感性や空間を把握する力
というのが必要とされるクリエイションなので。
近い将来、ほとんどの仕事はAIに変わると言われます。
今は職人さんたちの知識や経験で組版が行われていますが、
機械化の波は避けられません。
ですが、スタイリング業界はなかなか変わることは難しいと思います。
その時の相手の気持ちと言うか、その人の感性や空間を把握する力
というのが必要とされるクリエイションなので。
浜
まさにクリエイションの力が問われると思います。
多様化する時代、「コンピテンシー」という状況を把握し、
多方面にわたってクライアントの気持ちまで汲み取るコミュニケーション力、
新しい形を提案していく能力が求められます。
人間力がもっと求められますね。
多様化する時代、「コンピテンシー」という状況を把握し、
多方面にわたってクライアントの気持ちまで汲み取るコミュニケーション力、
新しい形を提案していく能力が求められます。
人間力がもっと求められますね。